新・3大、入るより飲みたくなる温泉をまとめてみた

2016年5月18日に放送された「怒り新党」の中のコーナーである「新・3大」のコーナーで、温泉が紹介されていました。
題材は「入るより飲みたくなる温泉」とのこと。

日本には飲める温泉が約1000箇所もあるんだとか。
「飲泉」の歴史は古く、奈良時代の歴史書「日本書紀」にも、温泉を飲んで多くの病を治療したと書かれているそうです。
ドイツなどでは、医学の一環として飲まれることもあるんだとか。

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目次

大分県 七里田温泉・下湯

1日2リットル飲む人もいるくらい、地元の人に愛されているんだとか。

別府(ベップ)・湯布院(ゆふいん)など、温泉がたくさんある大分で「七里田(しちりだ)」にその温泉はあるそうです。
大分空港から車で1時間半ほど、まるで温泉街っぽさを感じさせないところですが、ぽつりと温泉があります。

「七里田温泉館」にて入浴料500円。

本館で料金を払うものの、温泉があるのは1分ほど歩いた離れにあるようです。

480年前、室町時代から使われている浴槽とのこと。

飲むための温泉は、浴槽とは別になっていますが、用意されているコップが汚いように見受けられましたので、行くときにはコップ持参が良さそうです。

味はというと、ラムネのようなのど越しに、うっすら酸味と鉄の味がするそう。

こちらの温泉は高濃度の炭酸が含まれているためにこういった味になるそうです。
炭酸が含まれるのは、近くにある九重山のマグマから出た二酸化炭素が溶け込んで、炭酸泉になっているんだとか。

高濃度のガスが出るため、昔は日本一危険な温泉と呼ばれていたそうですが、現在は換気扇をしているため安全なんだとか。

 

北海道 川湯温泉・欣喜湯

北海道の東、摩周湖(ましゅうこ)と屈斜路湖(くっしゃろこ)の中間に位置する温泉地「川湯(かわゆ)温泉」にあります。
川湯は、8件ある宿それぞれが源泉を所有しているため、宿ごとに違った源泉を楽しめるんだとか。
今回紹介する温泉は、この「川湯温泉」の中のひとつで、1941年創立、お宿 「欣喜湯(きんきゆ)」です。

日帰り入浴料700円で入浴できるそうです。

こちらも飲むための温泉は、浴槽とは別になっています。
飲んでみるとレモンのように酸っぱいとのことですが、1.8pHで、レモンより酸性が強いそうです。
ちなみに、レモンは2pH程度のよう。

川湯温泉の近くには、酸性の強い活火山「硫黄山」があり、そこから伸びた温泉が流出しているため、川湯は日本有数の「強酸性泉」だそうです。
そのため、入浴すると肌がピリピリするほどの温泉ですが、飲むのもつかるのも慣れるとクセになるようです。

 

鹿児島県 二月田温泉・殿様湯

砂蒸し風呂で有名な「指宿(いぶすき)」が、良質な温泉が随所に沸き、昔ならではの公衆浴場がずらりと立ち並ぶ、風情ある温泉地なのです。
河原湯(こらんゆ)・松元温泉玉利(たまり)浴場・いぶすき元湯(もとゆ)温泉・東郷温泉・村之湯(むらのゆ)温泉などです。

そんな中紹介するのは、1831年に島津藩主が作ったとされる、歴史ある浴場、二月田(にがつでん)温泉・殿様湯です。
入浴料は300円。

島津藩の家紋が入った浴槽は32年前に作り直されたものですが、その泉質は185年前と変わらないそうです。
お湯の温度は44.7度とかなり熱め。
すぐにのぼせてしまいますから、長時間の入浴をしないようにするなど、気を付けましょう。

飲める温泉は外にあるようで、みなさんお風呂上りに飲むようです。

外に用意された「飲み場」にはひしゃくが置いてあり、風情を残したまま飲むことができます。
味は程よい塩加減で出汁っぽいため、お吸い物のようだそうです。

指宿の温泉は、地層の隙間にある太古の海水だそうで、もともとある塩気のある源泉に、周辺火山の微量なガスが溶け込み、独特な塩味が生み出されているとのことです。

地層の隙間の海水ということですが、枯れてしまわないのでしょうか。
不思議ですね。

 

まとめ

一体日本にはどれだけの温泉があるのでしょうか。
日本に生まれたからには、いつか日本全国のすべての温泉に入ってみたいですね。

それでも、まだ掘り当てられていない温泉もあるのかなあ?などと考え始めると、温泉への興味は尽きませんね。

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