アニメ「鬼滅の刃」24話25話は機能回復訓練をしていますね。
まじめに訓練しているだけだと飽きてしまうところ、ちょいちょいギャグシーンをはさみながら進んでいたので、面白かったですね!
ただ、鬼滅の刃の機能回復訓練では、それだけではなくて、ビジネスの学びになる要素が盛り込まれていたので、ご紹介しますね!
私はVOD(ビデオオンデマンドサービス)のU-NEXTで見ました。リアルタイムで見ていなくてすみません…汗
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機能回復訓練は3人で行う!
鬼滅の刃、アニメ24話からは「機能回復訓練」をやっています。
「え?入院してなまった体をもとに戻すだけ!?」と思いましたが、ちゃんとレベルアップの訓練も兼ねていましたね笑
最初に訓練に出ていたのは、竈門 炭治郎(かまど たんじろう)と嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)の二人です。
我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は後から参加しましたが、先に訓練に出ていた二人の表情を見て、訓練に出る意欲を失います。
ところが善逸が訓練に参加すると、なんと、善逸にとっては天国のような「女の子との特訓」だったんですね。
善逸の価値観で訓練が前進!
「鬼滅の刃 」アニメ24話より引用
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
伊之助の価値観は「自分より体の小さいやつに負け続けると心が折れる」だったのですが、善逸は、他の二人との価値観が違ったわけですね。
善逸の価値観は「女の子と触れるチャンスがあるトレーニングは至福」という価値観だったわけです。
そのため、涙が出るほど痛いと言われるマッサージですら心地よく、反応速度や運動能力なども発揮し、鬼ごっこなどでも好成績を出すことができるわけです。
すると今度は、善逸の価値観に触発された伊之助の価値観が変わっていきます。
「善逸にできるなら、自分にもできるはず」
この価値観(+負けられないという気持ち)によって、伊之助も鬼ごっこなどでもぐんぐん成績を上げていきます。
「昨日できなかったし、今日もできないかもしれない…」という価値観から「善逸ができるなら自分もできるはず!」という価値観に変わったことで、3人の訓練はグングン進んでいきます!
[point]価値観次第で能力を発揮できる!
もしくは、価値観によって能力が発揮できない可能性がある![closeBox]
炭治郎のおかげで訓練がさらに前進!
「鬼滅の刃」アニメ24話より引用
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
訓練を続ける3人の次なる壁は、栗花落 カナヲ(つゆり かなを)です。
訓練相手の中でも一番能力が高いと思われるカナヲを相手に、3人は苦戦します。
善逸と伊之助が訓練を諦めてしまうなか、炭治郎だけが欠かさず訓練を続けます。
炭治郎が全集中の呼吸を身に付けるように訓練しているなか、善逸と伊之助の2人は焦りを感じます。
「やばい、置いていかれている…」
「これ以上離されたくない…」
そういった思いと、蟲柱である胡蝶(こちょう)しのぶ の挑発により、2人はもう一度、訓練を再開します。
[point]炭治郎の成長を見て焦りを感じ、2人の訓練もすすむ![closeBox]
「負けず嫌い」が飛躍のカギになる
この訓練からでわかるのは「一人で頑張り続けるのは大変だ」ということ、それから「価値観は人それぞれで違う」「『できる』と現実的に考えられたことはできる」ということです。
一人で頑張り続けるのは大変
「鬼滅の刃」アニメ25話より引用
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
「努力するのは苦手です。地道にコツコツやるのが一番しんどいです。」という善逸のセリフはまさに「そうなんだけど認めたくないっ!」という部分を、気持ちの良いくらいにスパッと認めてくれていますね。
だからこそ、「それができる炭治郎はすごい」と素直に認めてられるのでしょうね。
訓練の最初は炭治郎と伊之助が、カナヲに勝てないときには善逸と伊之助が、意気消沈してしまいます。
そんなときに、いつもライバルの行動が、自分の意欲を引き戻してくれました。
一人頑張り続けるのは本当に大変ですが、ライバルがいることによって、自分が落ち込んだとき、できる気がしないときにも、心の支えになってくれるということです。
価値観は人それぞれで違う
善逸は普段自分に自信が無く、マイナス思考です。
ですが善逸の価値観は、女の子に関することなら頑張れる!というものがあります。
伊之助が「自分より体の小さいやつに負けるとヘコむ」と感じたのですが、それを善逸は「女の子と一緒にトレーニングなんて天国!」と感じました。
「女の子に触れる!」という意欲のもと、トレーニングで好成績をたたき出しています。
つまり、価値観は人によって違うのです。
伊之助の価値観が悪いわけではありません。
「自分より体の小さいやつに負けるのは嫌だ!」という価値観があるからこそ、今までトレーニングをしてきた伊之助がいるのです。
ですが、今回は伊之助と違う価値観を持った善逸の行動によって、訓練が進みました。
価値観は人それぞれ違う、と同時に、それぞれの価値観がそれぞれのタイミングで長所となるということですね。
「できる」と現実的に考えられたことはできる
3人で訓練を進めるうえで大切なのが、一人ができたときに「自分にもできるはず」と思えることです。
善逸ができるなら自分にもできるはず、炭治郎ができるなら自分も習得できるはず。
そう思うと、不思議と自分もできるんです。
例えば、タッチタイピング(ブラインドタッチ)って、「自分にはできないかもしれない」とは、あまり考えないですよね。
「多くの人が普通にできている」ということもあり、自分も練習すれば必ずできる(今はできなくても)と思いますよね。
そして実際に、練習することでできるようになります。
「難しい」と思われることでも、例えば自分の兄弟ができることなら、「自分には無理」とはあまり思わないですよね(やるかどうかは別として)
炭治郎、善逸、伊之助の3人も、お互いに「アイツがでたんだから、自分にもできる」ということを、言葉ではなく感じたために、できるようになったのだと思います。
そして、1度できると「もう一回やったら失敗するかもしれない」ではなく「次もできる」「もう自分はこれができる」という意識に変わります。
3人で訓練をしていることで、この「できる」という感覚を、仲間から感じやすくなっています。
まとめ
思いの根底には、「アイツに負けたくない」という想いがあります。
だからこそ「アイツにできたなら自分もできる」と思いますし、「アイツが頑張っているから自分もやらなくちゃ」と思うんですよね。
ビジネスでも同じで、ブログは基本的には一人で自宅にいながらできますが、全てを一人でやろうとする人・こっそりやる人はなかなかうまくいきません。
言いふらす必要はありませんが、ビジネス仲間として、自分が今やっていること・やりたいことに理解を示してくれる仲間を見つけることは、とても大切です。
そして、「メンター」とも呼ばれる師匠に教えを乞うのと同時に、炭治郎・善逸・伊之助の3人のように「こいつには負けたくない」と思えるようなライバルを見つけることで、自分が大きく成長できると思います。
そんな、ライバルの存在の大切さを知ることができる、良い回でしたね!
善逸には「できるけどやらないだけだし!」っていう卑屈なマインドははなくて、「苦手だから頑張らなくっちゃだめだな」って考えられる素敵な人だったね!
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