アニヲタが最高に高いコミュニケーションスキルを持っている理由

「アニヲタ=コミュ障」だと思っていませんか?

でも実際にアニメファンと話していると、そんなこと感じないんですよ。

むしろコミュニケーション能力の以上に高い人が多すぎて驚愕します。

外から見たヲタクと中から見たヲタクに差が生まれてしまっているようなので、ヲタクについて解説していきます。

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目次

アニヲタ=コミュ障というイメージ

アニメヲタクの中に、人と会話をするのが苦手な人がいるのは事実です。

ですがそれはアニメヲタクに限りません。

いわゆる「がり勉」なんかもコミュ障のイメージがあるように、なにかに特化していたり、専門的すぎたりするとコミュニケーション下手になるというイメージが、アニヲタはコミュ障という意識を助長したのではないでしょうか。

「アニヲタ=コミュ障」というのは言い過ぎですが、アニヲタにコミュ障がいるのは事実です。

 

自分を卑下していることも

アニヲタの中には普通にコミュニケーションを取れるにもかかわらず「自分コミュ障なんで」と言う人がいます。

年齢にもよりますが、十数年前まではアニヲタへの風当たりも強かったので、自尊感情が低いことがあげられます。

あるいは一見謙虚風ナルシストです。

 

アニメヲタクの3つの分類

アニメヲタクであるわたしがアニメヲタクを分けるとしたら、大きく3つになります。

そしてその3つのそれぞれに、コミュニケーション力が異なっていますので、まずはその3タイプを見てみましょう。

 

「ガチヲタ」あらため「ヲンリーヲタ」

ダサい、コミュ障などのイメージがあるのは、ここに含まれるヲタクです。

ひと昔前のリュックでシャツインとか、そんなイメージのやつです。

「ガチヲタ」などと呼ばれることもありますが、ガチだからと言ってここに含まれない人もいるので、「ガチ」という言葉は改めたいと思います。

新しくは「ヲンリーヲタ」です。つまりヲタクでしかないとしておきます。

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ファッションヲタ

ヲタクをファッションのように楽しむヲタです。

とりあえず「チョッパー可愛いv」はキメていきます。

ストーリーは把握しているのに、共感してもらうチカラは弱めなのが特徴です。

「チョッパーの可愛さがわからない」というと、とりあえず「え~可愛いじゃん!」の一点張りで押してくるので「???」てなってしまいます。

きっと共感してもらう努力をしなくても共感してもらえていたので、詳しく説明しなくても済んでいたんだと思います。

チョッパー、かわいいですもんね。

 

一般ヲタ

一番多いタイプではないでしょうか。

わたしもここです。

ここのなかでは、チョッパーの可愛さを熱く語れるようなおしゃれなヲタクから、ネイルを好きなキャラクターにする「イタネイル」を楽しみながら美顔器を購入するような美意識の高いヲタクなどさまざまです。

共通しているのは「一見ヲタクに見えないけど、よくよく話すとヲタク」ということです。

ヲタク度合いには差はありますが、少なくとも「ひしひしとアニメへの愛を感じる」くらいにはアニヲタです。

 

自分はどのタイプか?

「アニヲタ」に含まれる人にも、実にさまざまなタイプがいます。

なので、ひと口に「アニヲタ」と言われてもスタンスが全然わかりません。

アニヲタを名乗るのであれば、せめてこの3つくらいは把握して、自分がどのタイプかも自己紹介に加えることで、コミュニケーションが円滑になると思います。

自称ヲタクのみなさまもぜひ確認していただきたいです。

 

コミュ力があるヲタは「一般ヲタ」

3つのタイプを紹介しましたが、一番コミュ力があると感じるのは「一般ヲタ」です。

わたしの周りの一般ヲタのコミュ力がすごいので、その理由を分析してみました。

 

情熱があふれ出ている

まずなにより作品に対する熱量が半端ないんですよ。

愛にあふれているんです。

これって、コミュニケーションにおいてかなり重要なことだと思うんですよね。

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語彙力が高い

ボキャブラリーってやつですね。

アニメっていろんな言葉が出てくるじゃないですか、同世代では出てこないような言葉とか、自分の身近にある環境ではあんまり使わない言葉とか。

そうした言葉に触れているから、話すときにもドンピシャな言葉を使えるんですよね、一番言い表せる言葉を。

それであんまり伝わっていないようなら、言い換えのバリエーションも豊富で、次にピッタリな言葉を選んできます。

 

探求心が強い

わからないシーンとかわからない言葉とかあったら調べますし、好きなアニメに関することだから覚えちゃうんですよね。

そうしてだんだんと知識が深くなってくるから、それを伝えるときにも補足情報満載になって、説得力が増していきます。

物語に描かれていない、その周りのことまで語れちゃうんです。

ほかに、描かれていないシーンを脳内補完するのも得意で「このときは、きっとこうしていたんだろうな~」などという想像力もゆたかです。

それこそサイドストーリーとか書けちゃうくらい想像できます。

 

語りたがりが多い

話すのが好きな人が多いから、コミュニケーション力が磨かれていくということもあります。

好きな作品を友達が知らなかったなら、わたしが面白さを伝えて友達にも見てほしい!

好きな作品を友達が見ていたなら、わたしの面白かったところを伝えて共感してほしい!

どっちに転んでも話したいわけです。

でも自分の話が面白くなかったら聞いてくれないじゃないですか?

だから聞いてもらえるように日々鍛錬していきます。

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話を聞くのもうまい

コミュニケーションには相手の話を聞くことも重要です。

アニメヲタクの優れているところは、そうした洞察力も磨いている点なんです。

だって相手が興味を持つポイントがわからなかったらおススメしても見てもらえないじゃないですか。

ストーリー重視の人にはストーリーの面白さを、キャラクターや映像の美しさに興味を持つ人ならキャラクターや演出の良さを、それぞれ相手の興味を持つポイントを洞察して、修正しながら話しています。

 

面白さを多くの人に伝えなければという使命感

そうしたスキルをフル稼働させてまで、どうしてアニメの面白さを人に伝えなければいけないのか。

それは面白いと思う人が増えなければグッズ展開や続編が制作されることなく終わってしまうからです。

そう、アニメがわたしたちの応援次第でたくさんのメディアに露出したりいろいろな企画がされたりしていることを、わたしたちは知っているんです。

だから布教活動に余念がありません。

ここまでくるともう一流営業マンとか企画プレゼンターレベル。

 

「しゃべれるヲタ」を定着させていきたい

ここまでアニヲタがコミュニケーション力が優れている理由をあげてみましたが、当然すべてのヲタクがすべてのスキルを備えているわけではありません。

でもヲタクの愛のちからってバカにできないと思うんですよ。

そうしたヲタクが社会に示せるちからとして、「ヲタク=コミュ障」ではなく「しゃべれるヲタ」を確立していきたいです。

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