占いにはコレを求めに行っているんだよね?と私が思うこと。

みなさんは占いに行ったりしますか。
わたしはそれなりに行きます。
通うほど多くは行きませんが、占いは嫌いではないのでなにかの節目には占いの館に立ち寄ったりします。

友人の中には占い好きな人もいますが「占いに行くなんて意味わからん」なんて言う人もいます。

今回はそんな「占い」について考えてみたいと思います。

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目次

どうして占いに行く?

占いに行く理由は人それぞれだと思いますが、多くの人は何かを相談しに行くのではないでしょうか。
なにかに迷ったとき「このままで良いんだろうか?」「〇〇をやりたいけれども自信がない。」そんなときに占ってもらい、少しだけ進む道を照らしてもらうのではないでしょうか。

つまりカウンセリングを受けに行くのと似ていますね。
客観的に自分のことを見てくれる人に人生相談に行くようなものです。

 

人生相談なら身近な人にしないの?

カウンセリングはともかくとしても、なにか躓いたときの相談をするなら身近な人の方が良いんじゃないの?と思った人もいるかもしれません。
ですが、身近な人だからこそ言えないことってありますよね。

少しかっこつけた内容で話してしまったり、本当のところは省いて話してしまったりします。
それ以外にも、身近な人だからこそ客観的に相談に乗ってくれないこともあります。
親身になっているからこそ、善意があるからこそ、リスクを取ることに猛烈に反対することもあります。

そうした先入観や過度な善意なく、客観的な事実から相談を聞いてくれるので、占い師に相談するのでしょう。

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占い師はカンが良い?

もうひとつ、占い師の人に相談する理由は、そのカンの良さではないでしょうか。

人生相談をするといっても、相談の内容をこと細かに説明することはありません。
そうした意味では「もっと聞いてほしかった」という不満が生まれかねませんが、占い師は修業を積み多くの人と接しているせいか、カンがするどいのです。

相談をしているはしから「じゃあみてみましょうか」と、不安な心を察知して声をかけてくれます。
ほかにも、すべてを話さなくても通じることが多いのは、カンが鋭いために、利用者についてより多くのことがわかるからではないでしょうか。

そうなると、だんだんと会話が「ツーカー」になっていき、ある種の心地よさがあるとともに、短い時間でも「ちゃんと自分のことを理解してくれている」と感じ、利用者も心を開いて話をすることができるのではないでしょうか。

そういった意味では、占い師によっては「自分とは相性が悪い」ということはあるかもしれません。

 

「当たる占い師」が良い?

よく「当たるも八卦当たらぬも八卦」なんていいますが、占いってなにかを当ててもらいに行くんでしょうか?
それって予知や予言、透視ですよね。

スポリチュアル系の占いをされる方もいらっしゃるようですが、わたしは、占いに予知や予言を求めていません。

過去を言い当ててもらうことが目的なら、そうした芸をお持ちの方に占いをしてもらえば良いでしょう。
未来を言い当ててもらうことが目的なら、それにどれだけの価値があるかを考えてみてください。

未来を言い当ててもらったあなたは、どうするんですか?
占い師の言う未来以外の可能性を捨てて、その通りにするんですか?

占いに「当たる」ということを求めるのがいかにナンセンスか、おわかりいただけたでしょうか。

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占いは鏡、自分と対話するために行く

占いについて「当たる」ということを求めないなら、何を求めているのでしょうか。

それは「自分との対話」だと思います。

なにかに迷った場合、たいていは自分の中で答えが決まっています。
ただ、その決断に自信が持てない。もしくは、どっちに決めているのか自分でもわからなくなっている。という状況があります。

そんなときに占いに行くことで、決断することができたり、自分が本当はどちらの道に進みたいと思っているのか、気づけたりします。

「〇〇の方が良い」といわれるから決断できるのではありません。
そっと背中を押してもらえるのです。

また、「占い師の話が腑に落ちない自分」がいることに気づき、自分の気持ちが整理できることもあります。

 

まとめ

占いは、未来を押し付けられるためにいくわけではありません。
「他人に自分の人生を決められたくない」「他人に自分の人生についてどうのこうの言ってほしくない」という方は「占い」というものを勘違いしていると思います。

自分の人生を決めてもらうために占いにいくのではなく、自分が決断する材料を集めに占いに行くのだと思っています。

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